足を健康にたもつ歩き方

足の裏は、大地と自身をつないでくれる大切なところ。

歩き方が気になられている方は、意外と多いように感じますが、皆さまはいかがでしょうか。そして、周りの人から『歩き方に特徴がある』と思われている方の中には、足に不調をお持ちの方もいらっしゃるのかなと思います。足や足裏だけでなく、膝や股関節にもお痛みがあれば、どうしても人間としての本能として、その部分をかばうような歩き方になり、変なクセが出てしまう歩き方になっていたりします。痛い部分をかばって歩くと、また違うところが痛くなる…という悪循環にもなってしまいます。(足に合わない靴を履いた場合も、同じことが考えられます)

お痛みは、クリニックなどで処置が必要ですが、まず痛くならない足づくりが大切で、土台となる姿勢や歩き方を見直してみるというのも一つの方法かなと考えています。

面積は小さくても大切な足

外反母趾は、よく聞きますね。小指側のトラブルは内反小趾、浮き指、偏平足(土踏まずがない)、ウォーキングレッスンにお越しくださる方からモートン病や足底腱膜炎(足底筋膜炎)もお聞きします。先日は、足裏のタコにお悩みの方からのお問い合わせもあり、魚の目なども気になるところです。足の不調は全身の不調に繋がる?ともいわれていますので、おろそかにしたくない大切なところです。

ウォーキングスクールは、もちろんクリニックではありませんので治療することはできませんが、姿勢や歩き方が変わると、足にも必ず良い変化が現れるように思います。なにより自分で意識を向けてあげるということが大切だと感じます。

浮き指、巻き爪だった以前のワタシ

私自身も、浮き指で巻き爪…でした。今思うと、浮き指なので足の指がいつも地面から浮いている状態でしたから、常に足の指には力も意識もいっていません。巻いた爪のところが痛い時は、ますます足の指に力がかからないように歩いていたと思いますし、重心位置はいつも踵側だったと思います。だから、フラットな靴を履くと足がとても疲れていました。その当時は、足が楽に感じるヒールの靴ばかり履いていましたので、無意識でバランスをとっていたのでしょう。

足の指(とくに親指あたり)が使えていないと爪は巻いてきますし、足の指を意識しながら歩くことで巻かない爪になります。爪のきり方などもありますが、まずしっかり足の指を意識した歩き方をしていくことが必要です。寝たきりになると、巻き爪になりやすい・・・そうです。

足を健康に保つ歩き方

では、健康な足と脚のためにできること・・・それは、正しく立ち、正しく歩くこと。正しく歩くためには、まず自分の足に合った靴を正しく履くことからです。靴が正しく履けたなら、足の指・足首・股関節を意識した歩き方で、血流が良くなることで免疫機能もアップします。足の裏の正しい重心移動を意識した歩き方で、土踏まずもしっかり育てながら、見た目もハツラツと健康に過ごせると嬉しいものです。

さらに自分の身体に意識を向けて、美と健康を手に入れていきましょう♪

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